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FUNKISTのつくりかた

染谷西郷 特別企画ブログ
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FUNKISTが出来てからパート2
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    あらすじ

    ライブ直前!!バンド解散の危機は辛うじて回避した染谷青年(23)
    しかしそんな青年に忍び寄る謎の集団!!

    敵か?見方か?幸か?不幸か?行こうか?福岡?明太子たべてえ!!

    行け!!人並みソメンガー

    なにかと便利なソメンガーZ!!


    《青春の火 Vol.2》


    「俺はLUNA SEAになるために生まれてきたんだ!!」

    15才の純粋な少年は悲しいほどに勘違いをしていた。





    ある日の事




    中学校から帰り、なにげなくテレビをつける、と

    少年の体を電気が走り抜けたのです

    「な、なんなんだ!!このかっこよすぎる音楽は!!」

    テレビから流れていた音楽の正体

    それは

    『LUNA SEA』

    その一瞬の出会いが彼の人生を変えたのです

    その中でもひときわ少年の心を揺さぶった音色

    LUNA SEAのベーシスト『J』が奏でるベースの音でした

    翌日から彼のLUNA SEA入門への飽くなき努力の日々が始まったのです

    Jと同じベースを買い、Jと同じ髪型にし、Jと同じ金髪に染め、Jと同じ鼻ピアスをし、ライブ映像を見ながらJと同じ動きをする。


    しかしそれが完璧になるほどに、少年の苦悩は日増しに大きくなっていきました

    「もし俺がこのままLUNA SEAに入っちゃったら、Jの仕事が無くなっちゃうじゃないか!!JにはLUNA SEAのベーシストでいてほしいのに!!」


    完全に大きなお世話です。



    そんな日々も一年が過ぎようとしていました

    高校進学を控え彼の胸は希望に溢れていました

    「高校に行けば俺みたいな奴はわんさかいる!!バンドを、バンドを始めるんだ!!」



    希望に燃えて高校に入った少年は、手当たり次第音楽をやってる人間に声をかけていきました


    3年生にドラムをやってる先輩がいる

    と聞けばかまわず3年生の教室に飛び込み

    「俺と音楽しませんか?」

    他のクラスにギターやってる奴がいると聞けば

    「俺とLUNA SEAやろう」

    しかし彼の熱すぎる情熱を浴びるほどに人は彼から離れていきました。

    あまりに真っ直ぐすぎたその思いをを分かち会えるだけのプレイヤーは高校にはいなかったのです

    それでも彼は毎日バンドメンバーを探し続けました

    しかしその貪欲な姿勢は、やがて周りから煙たがられはじめていきました



    やがて彼は学校でも少し浮いた存在になっていき


    学校に彼の居場所は無くなっていきました


    沢山の人に囲まれながら感じる孤独な日々…

    それでもなお、彼は諦めなかった

    バンド雑誌のメンバー募集に何度となく応募し、返事がくればすぐに会いに行き想いのたけを伝える

    しかし共感しあえる仲間との出会いは訪れないまま、


    気がつけば1年以上の日々が過ぎていたのです…


    「なんで誰も本気で音楽しないんだ」

    「本気のバンドが組みたいだけなのに!!」


    16才になった頃…やがて少年の心の炎は静かに消えかかっていったのです


    「バンドはもう諦めよう。俺はどうやらそういう星の下に生まれて来なかったみたいだ」

    悔しさに頬を涙が伝い止めどなく流れていったのでした


    それでも微かに残った彼の情熱の炎だけは、彼がベースを手放す事を許さなかった


    「一人でも、出来る所までやってみよう…」

    肩を落としながら彼がたどり着いたのは、家からほど近い

    ヤマハ音楽教室でした

    「外で《ベース科生徒募集》の張り紙みたんですけど」

    「はいやってますよ!!ご入会ですか?」

    「…はい」



    『はい』


    このたった一言の決断が少年の人生の歯車を大きく動かし始めていくなんて…


    翌週


    彼はヤマハでの初めてのレッスンを終えていました。

    そして荷物をまとめ帰ろうとしたその時です

    受付けのお兄さんが彼を呼び止めました

    「あっ!!今日さ、ベースを探してるバンドマンがうちに来たんだ!!もしよかったら今晩会ってみない?」

    「えっ?」

    「バンドマンなんだけど…やっぱ、急過ぎるかな?」





    こ、これか!!


    言葉には出来ない確信が少年の体を突き抜けました

    「会います!絶対会わせてください!!」


    待ち合わせの時間より早くついた少年は緊張に胸を震わせながらその時を待ちかまえました


    「なにかが始まる…」

    そんな予感を胸に


    ふいに


    扉がゆっくりと開いていいく…

    雨が激しく窓を叩く梅雨の夜

    JOTARO16才の日の出来事





    扉が開くと、僕の目の前には

    《WAKE UP! MOTHER FUCKER》

    と書かれたベースを持ったロック少年が立っていました

    金髪っ!!Σ( ̄□ ̄)!

    ロックベースっ!!Σ( ̄□ ̄)!

    青白い肌

    ガリガリ

    しかもやたら鋭い目つき!!Σ( ̄□ ̄)!
    不良だ!!

    虚弱体質の不良だ!!

    と僕は思いました


    幼さ残る少年に僕はゆっくり話しかけました

    「こんにちは」

    「こんにちは」

    「実はバンドやってるんだけど…」

    「はぁ」

    「来週LIVEなんだ。一緒にやってくんないかな?」

    「来週ですか?やります」

    即決!!

    その貪欲さに正直驚きました

    5分ほど会話を交わし翌日からの練習を約束しスタジオを後にしました


    スタジオを出て2〜3歩いった所で、僕は不意に少年に最後の質問をしました

    「あ、あのさ…レゲエとかアフリカンとかやってるんだけど…ひけるかな?」

    するとそれまで堅く表情をこわばらせていた少年は少しほほえむと、一言



    「俺、LUNA SEAだったらなんだって弾けます!!」



    長い道のりになりそうだ…



    続く


    《FLY HIGH》

    作詞・作曲/JOTARO


    Uhーいらだつ日々に閉じ込められて
    Uhー勝手なセリフTVコメンテーター
    Uhーどこに行くのか夢見た日々は 
    Uhーこの場所にはもういられない

    駆け出す意味なんて今はいらないのさ
    憧れは今も この胸に

    羽ばたいて空に 誰よりも高く さぁ 手を伸ばして
    突き抜けろ今を 信じた未来を さぁ 奪いに行こう

    Uhー誰かが決めたお前の個性
    Uhーそれは違う!真実を照らせ
    Uhー感じてるだろ?世界は変わる
    Uhー叫びだす鼓動のままに 

    高鳴る胸 もう迷う暇はないだろう?
    お前だけの光 抱きしめて

    羽ばたいて空に 誰よりも高く さぁ 手を伸ばして
    突き抜けろ今を 信じた未来を さぁ 奪いに行こう

    眼差した空に 誰よりも強く さぁ 光放て

    羽ばたいて空に 誰よりも高く さぁ 手を伸ばして
    突き抜けろ今を 信じた未来を さぁ 奪いに行こう

    | FUNKISTが出来てから | 09:46 | comments(0) | - | - | - |